サムゲタンとタッカンマリの違いを分かりやすくまとめてみた!


韓国 サムゲタン

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

韓国では、しっかり栄養をつけたい時は、体を温めたい時、サムゲタンやタッカンマリをよく食べます。

どちらも鶏を丸ごと一匹、グツグツ煮込んで作る料理ですが、具体的にどういった違いがあるのでしょうか?

この記事を最後まで、読んで頂ければ、違いがバッチリ分かりますよ^^

サムゲタンとタッカンマリのそれぞれの意味

まずは、サムゲタンとタッカンマリの言葉の意味の違いから見ていきますね。

サムゲタンの韓国語での意味

サムゲタンは、韓国語で、삼계탕(参鶏湯)と書きます。

ここで“参”は、高麗人参の“参”で、“湯”は、スープです。

つまり、サムゲタンは、高麗人参と鶏肉を煮込んだスープというのが、基本的な概念です。

ですから、高麗人参が入っていなければ、サムゲタンではありません

タッカンマリの韓国語での意味

タッカンマリは、韓国語で、닭한마리と書き、“鶏一匹”という意味です

つまり、鶏を丸ごと一匹食べますよ~という意味になる訳ですね。

ですから、名前だけを見ると、高麗人参が入っているかどうかという違いがあることが分かります。

料理自体の違い

サムゲタンもタッカンマリも、どちらも、鶏を一匹使った料理ですが、調理方法やカロリーなどは、結構違いがあります。

薬膳料理としてのサムゲタン

サムゲタンは、名前からも分かるように、鶏肉と高麗人参が入っているのが基本です。

そして、鶏の中には、人参だけでなく、もち米、ナツメ、栗などを入れて、しっかりと煮込んだ料理です。

個人的には、サムゲタンの中に入っているもち米が大好きなんです^^

ただ、もち米が入っていることもあり、サムゲタンのカロリーは高めで、ご飯一杯分の3杯分だとも言われています。

しかし、その一方で、サムゲタンは、栄養もたっぷりで、韓国では、薬膳料理として知られています。

ですから、日本で土用の丑の日にウナギを食べるように、韓国では、복날(ポンナル・伏日)の日にサムゲタンを食べる習慣があります。

ポンナルは、毎年、7月~8月にかけて全部で3日(初伏、中伏、末伏)あります。

その日、サムゲタンのお店に行くと、あふれんばかりの人がいるので、なかなかお店で食べる気になれません^^;

また、サムゲタンには、最初からしっかりと味が付いています

一応、鶏肉の部分だけは、味が薄めなので、塩を付けますが、それ以外の部分は、何もつけずにそのまま食べます。

水炊き風のタッカンマリ

その一方で、タッカンマリは、鶏の中に具材を詰め込むというスタイルではありません。

鍋料理という形で、ネギ、ジャガイモ、韓国のお餅と一緒にグツグツ煮込む料理です

タッカンマリもサムゲタンと同様、栄養は満点ですし、夏は、夏バテ防止、冬は体をしっかり温めたい時に有効です。

その一方で、タッカンマリはサムゲタンと違って、鍋で煮込んだ時の味は薄いので、タレや薬味を付けて、味を調整しながら食べます

ですから、イメージ的には、鶏の水炊きという感じですね。

タッカンマリは、シンプルな味ですし、低カロリーの野菜を主に使用しているので、カロリーは、サムゲタンに比べると低めとなっています。

また、タッカンマリは、途中から、カルグクスの麺を追加して食べるという手法も好まれます。

料理の楽しみ方の違い

サムゲタンとタッカンマリの大きな違いの一つとして、料理の楽しみ方があります。

サムゲタンを注文すると、一人一人に器が分かれて、料理が出て来ます

その一方で、タッカンマリは、鍋料理で、みんなで鍋を一緒につつくように食べるのが定番のスタイルです。

ですから、一人で韓国旅行に行ってどちらかを食べたいとなかった時は、選択肢は自動的にサムゲタンになりますね。

孤独のグルメのように、一人でサムゲタンを食べながら「うーん、五臓六腑に染みわたる美味しさ・・・」と堪能するのもアリでしょう^^

>>孤独のグルメが韓国で人気なのはなぜ?熱い反応にびっくり!

その一方で、友達と、「今日は一緒に食事でもしてワイワイ楽しもうぜ!」という時は、断然、タッカンマリの方がオススメです!

まとめ

上記の点を踏まえて、サムゲタンとタッカンマリの違いを一覧表にまとめると以下のような感じになります。

サムゲタン タッカンマリ
名前の意味 人参と鶏のスープ 鶏一匹
高麗人参 ×
もち米 ×
韓国の餅 ×
食べ方 そのまま食べる(時々、塩をつける) タレや薬味と一緒に食べる
麺と一緒に 食べない 食べる
ポンナルの日に 食べる あまり食べない
カロリー 高め 低め
具材の入れ方 鶏肉の中に入れ込む 鍋で一緒に煮込む
食べ方 そのまま食べる タレや薬味と一緒に食べる
料理の出され方 一人一人別々に食べる みんなで一緒に食べる

ちなみに個人的には、

  • 体がちょっと疲れていて栄養をしっかりつけたい時は、サムゲタン
  • みんなで食事をしながらワイワイ楽しみたい時は、タッカンマリ

という感じで、認識しています。

ただ、どちらも韓国の美味しい鶏肉の料理であることには、間違いないので、韓国へ来られた際は、是非、どちらも楽しんで頂けるとうれしいです^^

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10 Responses to “サムゲタンとタッカンマリの違いを分かりやすくまとめてみた!”

  1. 抹茶プリン より:

    いつも楽しみにしております。参鶏湯とタッカンマリの違いを分かりやすくありがとうございす。
     3年前に、ソウル大好きの友人から、教えてもらった東大門の店で、タッカンマリを食べました。美味しくて、感動しました。汗をかきながら、日本でいう洗面器のような鍋に、鶏が一羽。ほろほろほぐれました。鶏ってこんなに美味しいんだと感動したのを今でも思い出します。コロナが落ち着いたらまた、行きたいソウルです。

    • ケン より:

      抹茶プリンさん

      いつも楽しみにして頂いて本当にうれしく思っております^^
      タッカンマリは、美味しいですし、栄養もたっぷりなので、本当に満たされますよね。
      今は、こういう時期ですが、状況が回復したら、是非、またお越し下さい!

  2. たく より:

    韓国料理はカロリーが高いと思う。
    タッカンマリ(닭한마리、韓国語覚えたての頃、テレビでハングルの番組でタッカンマリ通りが紹介されていた、スペル覚えるのにものすごく苦労した^^)
    みたいな汁物は結局最後にご飯やうどんを投入して結局カロリー高めになるのでは。
    ブテチゲもものすごくカロリー高いし。

    • ケン より:

      たくさん

      確かにそう言われてみれば(笑)
      栄養を取ってカロリーには目をつぶるか悩むところですよねえ^^

  3. GWINJI より:

    ケンさんお久しぶりです~^^*

    実に3年振りとなるワタクシの推しの来日ライブが延期という名のキャンセルとなりましたㅠㅠㅠㅠㅠㅠ
    週3回のライブ配信の視聴で毎日疲れが取れないGWINJIでございます(笑)

    残念ながら参鶏湯はちゃんとしたのを食べたことないのですが、닭한마리は東大門のチンオックァハルメやら数件で食べました^^*
    寒いときに食べたのでとても身体が温まりました~。

    コロナが終息を迎えて韓国との往来が元通りになったら参鶏湯!!닭한마리!!美味しいもの食べに行きたいです~!!
    あとシャンプーもリンスも切れちゃうから買いに行かなくては(;^_^A

    • ケン より:

      GWINJIさん

      お久しぶりです^^
      こういうご時世とは言え、来日ライブキャンセルとは悲しいですよね(T-T)
      ライブ配信の視聴も良いかもしれませんが、やっぱり直接本人達を目の前にしながら、ワイワイ楽しみたいですよね!
      日本と韓国を自由に行き来できる日々が一日でも早くやってくることを期待しています。
      GWINJIさんを美味しい韓国料理などがお待ちしております^^

  4. masa より:

    参鶏湯は,時々ランチで食べます。半匹(パンゲタン)のメニューを置いている店も多く,だいたい半匹の参鶏湯を注文します。
    でも,いつも行っているお店は,ポンナルの日は,パンゲタンは,注文できず,1匹を注文しなければならないんです。。。

    • ケン より:

      masaさん

      確かに、サムゲタンだとボリュームもカロリーもモリモリなので、パンゲタンぐらいがちょうど良いのかもしれませんね。
      私も、ポンナルの日は、すごい行列が出来るので、最初から諦めています^^;

  5. ムクゲ より:

    タッカンマリは日本人の方々にもっと人気がある飲食だと思います。韓国人の中ではタッカンマリ食べたことがない人々もかなりいますから。なんかタッカンマリは1つの有名な店が固有名詞化されたのであって、伝統料理ではないと思います。

    • ケン より:

      ムクゲさん

      なるほど~
      私も気になって調べてみたのですが、こちらの記事に1978年にあるお店が、タッカンマリという名前の食事を出したと書かれていますね。
      そういった意味では、まだ伝統料理ではないのかもしれません。
      これから、さらに多くの人達に親しまれて伝統料理になっていくことを願っています!

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