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韓国語 テバ

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

韓国のドラマやバラエティ番組を観ていると、「テバ」とか「テバク」という表現を耳にすることはありませんか?

この表現は、韓国語の授業では、あまり教えてくれないかもしれませんが、普段の会話では、本当によく使う表現です。

そこで、ここでは「テバ」や「テバク」の意味や使い方についてお伝えしていきます。

韓国語「テバ」の意味

「テバ」は、韓国語で“대박”と書きます。

ハングル カタカナ 意味
대박 テバ 大当たり、大ヒット、やばい、すごい

“대박(テバ)”の意味を韓国語の辞書で調べると「大当たり」とか「大ヒット」と記載されていることが多いです。

ただ、実際に、韓国ドラマや日常生活で使われる場合は、「やばい」とか「すごい」という意味で使われることがほとんどです。

テバの由来


“대박(テバ)”の由来に関しては、いくつか諸説があります。

一つは、大きな船という意味での「大船」から来たという説です。

つまり、大きな船を手に入れたぐらい得をしたという考え方から来たというのです。

あるいは、“대박(テバ)”は、“만선(満船)”という意味を持っていて、“만선(満船)”は、たなぼたみたいな幸運を意味するので、そこで大当たりしたという説もあります。

いずれによせ、めでたい表現であることに違いはありませんよね。

そして、“대박(テバ)”は、2000年代の初め、韓国の女子高生や女子大生の間で流行り始め、今では、若者だけでなく、誰でも気軽に使う表現となっています。

ケン

中には、“대박(テバ)”は、もう死語だという人もいますが、個人的には、まだまだよく使われているんじゃないかなと思っています。

「テバ」「テバク」「テバッ」違いは何?

“대박(テバ)”は、日本でも韓国好きの人達の間では、結構、広まっているところがあるようですが、カタカナでは、「テバ」と書く時もあれば、「テバク」や「テバッ」と書く時もあります。

“대박”の実際の発音はこういった感じです。

最後の“ㄱ”がカタカナでは、発音できないので、「テバ」だと少し短く、「テバク」だと少し余計な発音がついていて、「テバッ」だと、近いのですが、やっぱりちょっと違うという感じです。

ということで、韓国語の発音を聞きながら、慣れていただけるとうれしいです!

「テバ」の使い方


“대박(テバ)”を会話の中で使う場合は、いろいろな言い方があります。

ここでご紹介する表現を覚えておくだけでも、韓国人の方との会話が盛り上がることは間違いなしです!

대~박(テーバ)

ハングル カタカナ 意味
대~박 テーバ やばい、すごい

“대박(テバ)”を単独で使う時は、“대(テ)”を伸ばすことがよくあります。

短く表現する時よりも、驚きをより強く表現したい時は、しっかり伸ばしてください^^

대박이다(テバギダ)

ハングル カタカナ 意味
대박이다 テバギダ やばいね、すごいね

“대박이다(テバギダ)”は、“대박(テバ)”に「~だ」という意味の“이다(イダ)”を付けた表現です。

“대박(テバ)”に比べると、若干、丁寧な表現だと言えるかもしれませんが、基本的な意味は同じです。

대박이야(テバギヤ)

ハングル カタカナ 意味
대박이야 テバギヤ やばいよ、すごいよ。

“대박이야(テバギヤ)”は、“대박(テバ)”に、「~だよ」という意味の“이야(イヤ)”が、付いた表現です。

ちなみに、BIGBANGのD-LITE(テソン)が歌っている대박이야!(テバギヤ!)という歌が韓国では結構有名です。

かなりノリノリの歌ですよ~^^

완전 대박(ワンジョン テバ)

ハングル カタカナ 意味
완전 대박 ワンジョン テバ めっちゃやばい、めっちゃすごい

“완전(ワンジョン)”は、特に若者が「超」とか「めっちゃ」という意味で使う表現です。

それに、“대박(テバ)”が付いた形なので「めっちゃやばい」とか「めっちゃすごい」という意味になります。

진짜 대박(チンチャ テバ)

ハングル カタカナ 意味
진짜 대박 チンチャ テバ まじでヤバイ、まじですごい

“진짜(チンチャ)”も“완전(ワンジョン)”と同様に、よく使う強調表現です。

“진짜(チンチャ)”は「マジで」と訳したりもするので、“진짜 대박(チンチャ テバ)”は、「まじでやばい」とか「まじですごい」という感じの意味になります。

「テバ」を使ってみよう

韓国では、日常生活の様々なシーンで、“대박(テバ)”が使われています。

ハングル 이 맛이 대박!
カタカナ イ マシ テバ!
日本語訳 この味、やばい!

例えば、これは、韓国の人気女優チョン・ジヒョンを使った広告で使われている表現です。

こんな感じで、“대박(テバ)”は、食べ物や飲み物の美味しさを表現する時にも使いますし、その他のものでも、何かを見たり聞いたりして、気持ちが高ぶったり、すごいと思った時に、よく使います。

ハングル 우와! 이것 진짜 대박인데!
カタカナ ウワッ! イゴ チンチャ テバギンデ!
日本語訳 うわ、これ、マジでやばいんだけど!

韓国の若者は、よくこんな表現をしていますよね^^

チェゴやホルとの違い

“대박(テバ)”は、リアクションをする時に、使う表現ですが、リアクションをする表現には、他にもチェゴやホルがあります。

チェゴとの違い

“최고(チェゴ)”は、漢字で書くと「最高」という意味になります。

例えば、おいしいご飯を食べた時、「最高だ」という意味で“최고야(チェゴヤ)”という時もあれば、“대박(テバ)”という時もあります。

“최고야(チェゴヤ)”は、純粋に称賛するような感じですが、“대박(テバ)”は、そこに驚きが含まれるという感じになります。

女子高生風に言うと、「何これ~、超ヤバイんんだけど~」みたいな感じですね^^;

ホルとの違い

“헐(ホル)”は、驚いた時によく使う表現です。

そういった意味では、“대박(テバ)”と似たような表現に聞えるかもしれません。

ただ、“대박(テバ)”は、すごいと感じながら驚いているのに対して、“헐(ホル)”は、あきれながら驚くという感じで使われます。

まとめ

“テバ”は、「やばい」とか「すごい」という意味で使われる表現です。

カタカナだと他にも「テバク」とか「テバッ」と書かれたりしますが、韓国語では、“대박”です。

また、実際の会話では、“대박(テバ)”と単独で使われることもありますし、「テバギダ」「テバギヤ」「ワンジョン テバ」「チンチャ テバ」など、いろいろ言い方のパターンがあったりもします。

是非、“대박(テバ)”の使い方をマスターして、韓国の人から、「あなたの韓国語力、대박이다(テバギダ)」と言わしめられるようがんばってくださいね!

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