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辛くない韓国料理

こんにちは!韓国在住日本人のケンです。

韓国料理と聞くと、とにかく辛いというイメージを持っている方は多いかと思います。ただ、韓国料理の中にも辛くないものは意外にたくさんあります。実は、私、辛い物が苦手なくせに韓国に10年も住んでいる者でして…

韓国に住みながら、とにかく辛い物を避け続け、でも美味しい物は食べたいということで、辛くない韓国料理を探し続けた成果を記事にまとめてみることにしました。実際、韓国が好きな方も、韓国旅行に来られた際、無理して辛い韓国料理を食べすぎてお腹を壊してまったらツライですからね。そんな方におすすめの料理をお伝えしていきますので、ぜひ、辛い物が苦手な方は参考にしてください!

辛くない韓国料理(一覧)

まずは、辛くない韓国料理について14種類ピックアップしたものを一覧表にしてみましたので、ザっと確認したい方は、こちらの表をご覧ください。

テジカルビ ヤンニョンと呼ばれるタレにつけた後、焼いて食べる料理
サムゲタン 高麗人参と鶏肉を煮込んだ料理
ポッサム 豚肉を茹でた料理、食べる際に野菜でつつんで食べることが多い
チョッパル 豚足をタレで煮込んだ料理
トガニタン 牛の膝軟骨を煮立てたスープ
ジョン(チヂミ) 様々な食材を小麦粉と混ぜて油で平たく焼いた料理
冷麺 そば粉やでん粉などで作った冷たい麺をゆでてから、冷やして作った料理
スンデクク スンデをスープで煮込んだ料理
チャジャン麺 黒い味噌と、そして、細かく切った豚肉や玉ねぎを食用油で炒めたものに麺を混ぜて食べる料理
チュオタン ドジョウを粉にして、じくり煮込んだ料理
チャンオ 韓国式のうなぎ料理
キムパ ご飯と具を海苔で巻いた料理
ケン

実際、辛くない韓国料理は、意外にたくさんあるのですが、あくまでも私の独断と偏見でピックアップしてみました。それでは、ここから一つ一つの韓国料理について、簡単にまとめてお伝えしていきます。

辛くない韓国料理(肉料理編)

韓国には肉料理がたくさんありますが、その中には、辛くないものがたくさんあるので、まずは肉料理を中心として辛くない韓国料理をお伝えしていきますね。

テジカルビ


韓国は焼肉が有名ですが、焼肉は辛くないものが多いですよね。また、数ある韓国の焼肉料理の中で、私が最もおすすめするのはテジカルビです。いわゆる豚のカルビなのですが、ヤンニョン(양념)と呼ばれるタレにつけた後、焼いて食べるテジカルビは甘みがあって、柔らかくて、最高にウマイんです!

また、テジカルビは、牛のカルビに比べて値段が安いので、そういった庶民的な特徴も個人的には、すごく気に入っています。

サムゲタン

サムゲタンは高麗人参と鶏肉を煮込んだ栄養満点の韓国料理です。私も栄養をしっかりつけたい時は、お世話になっています。特に、サムゲタンの中に入っているもち米が個人的には気に入っているんですよねえ^^

タッカンマリ


韓国にはサムゲタンと同じように鶏肉を使った有名な韓国料理があります。それがタッカンマリです。タッカンマリは、鶏肉にネギ、ジャガイモ、そして韓国のお餅などを混ぜて、鍋でグツグツ煮込む料理です。

サムゲタンは一人一人に器が分かれて出てきますが、タッカンマリは鍋料理なので、みんなで一緒につつきながら食べたい時におすすめの料理です。

ポッサム


ポッサムは豚肉を茹でて葉野菜で包んで食べる韓国料理です。茹でる際に脂分が落ちるのでヘルシーなお肉になっています。サンチュに包んで食べると美味しいですよ。

ただ、ポッサムは高級な部位の肉を使っていて高いので、外食でポッサムを食べようという話になった時は、ちょっとひるみます(笑)

チョッパル

韓国の肉料理で欠かせないのは、やはりチョッパルです。チョッパルは豚足をタレで煮込んだ韓国料理ですが、コラーゲンたっぷりなので、美肌になりたい方にはおすすめの韓国料理です。

トガニタン


トガニタンは牛の膝軟骨を煮立てたスープです。トガニタンもコラーゲンたっぷりなので、美を追求される女性におすすめの料理です。実際に食べてみると、お肉のプルプル感は半端ありません。それをタレにつけて食べると本当に美味しいですよ。

辛くない韓国料理(肉料理以外)

肉料理をずっとお伝えしてきて、それだけでお腹いっぱいになってしまった方もいらっしゃるかもしれません。そこで、ここからは肉料理以外の辛くない韓国料理についてお伝えしていきますね。

ジョン(チヂミ)


ジョン(チヂミ)は、様々な食材を小麦粉と混ぜて油で平たく焼いた料理で、韓国のお祝いの日に食べることが多いです。ジョンは、チヂミ、プッチンゲ、パジョンなどと呼ばれたりしています。日本ではチヂミという名前が有名ですが、実はチヂミは、元々は方言なんですね。

ジョン(チヂミ)は、専門店に行って食べると本当に美味しいですよ~♪

冷麺

冷麺はそば粉やでん粉などで作った冷たい麺をゆでてから、冷やして作った韓国の代表的な麺料理です。昼ご飯などであれば、ちょうど良いですし、焼肉を食べた後、締めの一杯で食べても美味しいですよね。個人的には暑くて、少し食欲が落ちてきやすい時、昼食で冷麺を食べる時が多いです。

ちなみに、日本の冷たい麺といえば、冷やし中華が有名ですが、冷麺と冷やし中華の違いは以下の記事で詳しく解説しています。

スンデクク


スンデククは、スンデといって豚の腸の皮の中に、唐面やもち米、そして豚の血などを入れて蒸して作った韓国料理を中心としてスープで煮込んだ料理です。

スンデは、その独特の見た目で、ちょっと苦手な日本人の方も多いのですが、スンデククなら恐らく問題ないかと思います。栄養もしっかりあるので、体を温めたい時にはおすすめです。

チャジャン麺


チャジャン麺は、黒い味噌と、そして、細かく切った豚肉や玉ねぎを食用油で炒めたものに麺を混ぜて食べる料理です。中華料理ではありますが、韓国で独自に開発されたものなので、一応、中国料理がローカライズされた韓国料理ということで、ご紹介しておきます。

チャジャン麺は、韓国で病みつきになる人が多いと言われています。韓国ドラマでも、チャジャン麺を本当に美味しそうに食べているシーンを見た方は多いのではないでしょうか。私も日本に住んでいた頃は、無性にチャジャン麺が食べたくなった時がよくありました。

また、チャジャン麺は値段も安いので、食事代を安く済ませたい方にもおすすめでし、庶民の味方感はすごく強いです^^

チュオタン


チュオタンは日本語に訳したらドジョウ汁です。ドジョウを粉にして、じくり煮込んだ韓国料理なのですが、タンパク質、カルシウム、ビタミンA、B、D、鉄分、コラーゲンなどが豊富なので、栄養満点です。

体をジワ~と温めてくれるので、寒い時に食べる料理としては最高ですよ!

チャンオ


チャンオは、日本語ではうなぎを意味します。つまり、チャンオはウナギ料理なのですが、調理の仕方は日本とはかなり違います。以前、家族でチャンオを食べに行ったのですが、炭火焼きでうなぎを食べながら、ちょっと複雑な気持ちにもなったりしました^^;

ただ、それでもスタミナ料理であるという点では日本と変わらないので、韓国でもがっつり元気になりたい方にはおすすめです。

キムパ

キムパは、直訳したら海苔ご飯です。ご飯と具を海苔で巻いていますが、日本では酢を使うのに対して、ごま油を使うという点で違いがあります。

キムパは、プンシク(粉食)という韓国の軽食屋でよく売っていますし、値段もお手頃なので気軽に買うことができます。ちなみに私が好きなのはチーズキンパです。あと、韓国のスーパーでは、キムパセットというのがよく売られているので、そういったものを買って、自宅で気軽に作ることも可能です。

オンシミ

オンシミとは、ジャガイモをすり潰した後、それをまたお団子のように丸めて煮込んだ料理です。オンシミは、日本人の方には、あまり馴染みがないかもしれませんが、個人的には、すごくおすすめの料理です。

我が家の近くには、行列のできるオンシミのお店があるので、もし、機会があればどうぞ^^

まとめ

韓国には辛い料理も多いですが、辛くない料理も探してみると、かなりたくさんあることがお分かりいただけたかと思います。「韓国旅行で、辛い物を食べ過ぎたら、どうしよう?」と不安になっている方や、実際に韓国に来られて「今日は辛くない韓国料理を楽しみたいなあ。」という方は、ぜひ、ご参考にしていただるとうれしいです。

私も、辛い物が苦手なのに、果たして韓国でちゃんと生活できるのか心配したところもありましたが、何だかんだと言いながら、10年生活をすることができていますから、まあ、人生は何とかなるということで^^

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